精子無力症について詳しく解説『男性不妊の原因のひとつ「精子無力症」と「精索静脈瘤」の治療』
既往歴 - 耳下腺炎性精巣炎,外傷,鼠径ヘルニア手術、停留精巣の固定手術
精巣が小さくなった人、柔らかい人は、精子を作る機能(造精機能)に問題が生じている可能性があります。
この他にもエコー検査では、生殖機能の形態異常や精索静脈瘤などが発見できます。例えば、陰嚢・精索・精巣に形態異常があるなら、精路通過障害が疑われます。
精巣の機能異常によって精子が生産されにくい状態のことをいいます。そのほとんどが原因不明ですが、中には以下のような原因によるものもあります。
性行為に対するトラウマやストレスにより性行為の頻度が減り、その結果、妊娠のチャンスを逃してしまう可能性が高いです。
勃起はそもそもリラックスした状態(副交感神経優位)の時に起こりやすいものであり、過度なプレッシャーは要注意です。
これらに当てはまる場合は、クリニックで一度検査を受けることをおすすめします。
洗浄した精液を子宮内へ注入する人工授精、卵巣から直接卵を採取し、精子をふりかける体外受精、精子を卵内に注入する顕微受精があり、特に体外受精と顕微受精は生殖補助医療といわれます。男性不妊の場合、無精子症の患者さんでは前述した精巣内精子採取術を行いますが、採取した精子は顕微授精に用いられます。
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はい。しかし、数が少なかったり動きが遅くても受精能(受精する能力)は持っている場合もありますし、反対に数が多くて動きが速くても受精能がない場合もあるので、一概には数や動きだけでは不妊の原因と断定できないのが難しいところです。
「精索静脈瘤」と「精路閉塞」は、手術治療の適応となります。「下垂体ホルモン低下」にはホルモン注射、「性機能障害」には内服薬で治療を行っていきます。
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ただし実際に精液中にどのくらい精子がいるか、精子が動いているかどうかは、精液検査を行って確かめる必要があります。